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Mk.VIII ハリー・ホプキンス軽戦車 : ウィキペディア日本語版
Mk.VIII ハリー・ホプキンス軽戦車

Mk.VIII 軽戦車 ハリー・ホプキンスは、イギリスのビッカーズ・アームストロング社によって生産された、第二次世界大戦中の戦車である。
== 概要 ==
本車のハリー・ホプキンスの名は、アメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトの、主任外交顧問の名前に由来する。本車は同社がイギリス陸軍のために生産した軽戦車系列の最後の車輛であり、同じくビッカーズの設計によるMk.VIIテトラーク軽戦車の代替を意図していた。
ハリー・ホプキンス軽戦車の製作にあたってはいくつかの変更がなされたが、最も顕著なものは車幅、全長の拡大、重量増加、装甲厚の増加である。本車の設計案は1941年の後期に陸軍省に提出され、同月、陸軍省の戦車委員会は1,000輌の先行発注を出した。11月には生産車輌数が2,410輌にまで増加した。製作は1942年6月に開始されたが、すぐさま問題に直面した。陸軍省と戦闘車輛試験協会から不満が出された後、いくつかの修正が設計に施された。これらの問題は非常に深刻で、6輌だけが1943年の中期に生産されたのみであり、最終的には100輌が1945年2月の生産終了時に存在した。
1941年の中頃に、陸軍省とイギリス陸軍の当局は、軽戦車の兵装と装甲の弱さ、戦闘時の貧弱な能力を理由とし、軽戦車をこれ以上運用しないことを決定した。この結果、相当数の生産予定台数があったハリー・ホプキンス軽戦車は、その時にはもう時代遅れとなり、戦闘に投入されることはなくなった。
陸軍省はこの軽量さを生かしたいくつかの企画を作った。このプランには、本車を偵察部隊に配備することや、グライダーのように航空機で曳航できるよう翼を装着し、空挺部隊の支援に用いるという、不成功のアイデアが含まれている。結局、飛行場の防衛のため、イギリス空軍に作られた車輌を引き渡すことが決定された。さらにハリー・ホプキンス軽戦車の発展型であるアレクト自走砲が設計された。これは榴弾砲を装備し、空挺部隊の近接支援を行うとされた。しかし生産された数輌が戦闘に投入されることはなかった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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